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KUDO Lab
徳島大学大学院医歯薬学研究部
口腔生命科学分野
プロフィール
名 前 工藤 保誠 (くどうやすせい)
学 位 博士(歯学)
資 格
歯科医師免許取得(第128445)1996年4月24日
死体解剖資格(第8726号) 2012年3月16日
口腔病理専門医(第164号) 2012年8月1日
口腔病理専門医指導医 2018年4月1日
日本口腔科学会認定医(第3-16113号) 2017年6月1日
日本口腔科学会認定医指導医(第3-18036号)2019年6月1日
学 歴
1971年 11月18日 神戸市に生まれる
1984年 神戸大学教育学部附属住吉小学校卒業
1987年 神戸大学教育学部附属住吉中学校卒業
1990年 兵庫県立神戸高等学校卒業
1990年 広島大学歯学部入学
1996年 広島大学歯学部卒業
1996年 広島大学大学院歯学研究科入学
1999年 広島大学大学院歯学研究科修了
職 歴
1999-2002年 広島大学歯学部 助手
2001-2003年 ニューヨーク大学医学部 博士研究員
2001年2-11月 文部科学省在外研究員
2001年12月-2002 年11月 国際がん研究機関 IARC リサーチフェロー
2002-2003年 広島大学大学院医歯薬学総合研究科 助手
2003-2012年 広島大学大学院医歯薬学総合研究科 学内講師
2011年1-3月 ニューヨーク大学がん研究所 客員研究員
2012-2014年 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 准教授
2012年-2020年 広島大学原爆放射線医科学研究所 客員研究員
2015年-2020年 徳島大学大学院医歯薬研究部 准教授
2020年-現在 徳島大学大学院医歯薬研究部 教授
2015年-現在 桂林医学院(中国)客員教授
2021年-現在 Saveetha Dental College & Hospitals (インド) 客員教授
受 賞
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平成27年度康楽賞(徳島大学),2016年1月28日
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Best poster presentation Award: 7th International Conference SUMO, Ubiquitin, UBL Proteins: Implications for Human Diseases, 2014年5月13日
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平成25年度 徳島大学歯学部ベストメンター賞 2014年3月20日
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日本病理学会学術研究賞:第54回日本病理学会秋期特別総会A演説, 2008年11月20日
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日本病理学会学術奨励賞:第96回日本病理学会総会, 2007年3月14日
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日本口腔病理学会奨励賞(実験病理部門), 2005年8月25日
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歯科基礎医学会賞, 2000月9月30日
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IAOP (International Association of Oral Pathologists) prize 2000年9月21日
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広島大学歯学部同窓会奨励賞, 1999年5月29日
所 属 学 会
日本病理学会(2008年から評議委員)、日本癌学会、アメリカ癌学会、アメリカ分子生物学会、日本分子生物学会、歯科基礎医学会(2012年から評議員)、日本薬理学会(2021年から学術評議員)、口腔科学会(2020年から評議員)、先端歯学ネットワーク(2022年からネットワーク委員)、口腔医科学フロンティア研究会(2023年から世話人)
神戸生まれの神戸育ち。広島大学歯学部を卒業後、歯学部口腔病理学教室に大学院生として入局。大学卒業時に、臨床(とくに口腔外科)に進もうと考えていたが、大学院だけでも基礎で研究するのも面白いかもしれないと考え、口腔病理の大学院(二階宏昌教授)に進学。研究の面白さにはまってしまい、現在もその研究を続けています。大学院の1年目は、広島大学医学部第1病理学教室(田原榮一教授、安井 弥助教授)にて、1年間、胃癌における細胞周期調節因子の異常(特にCDC25B、p27)に関する研究および一般病理学を学びました。その後、歯学部口腔病理学教室に戻り、口腔癌の細胞周期調節因子、特にp27の異常に関する研究をし、現在もその研究を続けています。 2001年2月から2003年3月まで、ニューヨーク大学医学部のMichele Pagano教授のラボに留学して、 F-Boxタンパクによるユビキチン分解について研究してきました。NYでの生活は、とても刺激的で楽しかったです。さらに、たくさんの友人ができ、とても有意義な留学生活でした。2003年の4月より、口腔顎顔面病理病態学研究室(高田 隆教授)に戻り、2012年4月より徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔分子病態学分野の准教授(石丸直澄教授)として赴任しました。その後、2020年7月より口腔生命科学分野の教授となり、現在に至ります。がんの浸潤・増殖の分子メカニズムの解明というテーマで、研究を続けています。特に、F-boxおよびAPC/Cユビキチンリガーゼ複合体によるユビキチン分解システムとその破綻による癌化にも興味を持ち、研究を続けています。今後も、さらに研究を発展させようと決意を新たにしているところです。
もし、この研究に興味をもたれた方や一緒にやってみたいという方はぜひご連絡ください(yasusei@tokushima-u.ac.jp)。大学院生も募集しています。